孤児院「太陽の子ども達」運営支援事業

孤児院「太陽の子ども達」外観

設立年 1998年
施設 孤児院(6歳〜18歳)・定員40人
養護数 孤児院 約40人
職員数 孤児院 16人

*2013年6月現在

孤児院「太陽の子ども達」は、モンゴル国オール県ダルハン市に位置する、エルデネ・チョローン氏が設立した民間運営の孤児院です。約40人の子ども達を保護しています。
「太陽の子ども達」では、心理学の専門家や医師など児童養護に精通した職員を迎え、子ども達の精神的なケアや自己肯定感を育む様々なプログラムを取り入れています。そのひとつに、音楽と芸術を通した教育プログラムがあります。孤児院内に併設された芸術学校で、プロの指導者のもと、子ども達は、歌、踊り、伝統楽器などの音楽や、切り絵、絵画などの芸術を学んでいます。また、炊事、洗濯など家事全般を子ども達が分担して行い、孤児院卒院後には、独り立ちができるよう、生活能力を高める取組みを行っています。
(支援期間:2007年9月〜2013年6月)

バターと先生達

みんなでわいわい

孤児院運営支援

孤児院「太陽の子ども達」の運営を金銭的に支援する事業です。「太陽の子ども達」は、モンゴル国の公的機関からの助成がないため、ユイマールから月額約26万円の送金を行い、職員の人件費、子ども達の衣食住費、教育費など孤児院運営に必要な費用の3分の1を支援いたしました。

洗濯中
生活能力を高めるため、炊事、洗濯、掃除などの家事全般を子ども達が当番制で行います。

勉強中
孤児院から公立の学校に通っています。宿題は孤児院で、年上の子が勉強を教えてあげる時もあります。

踊りの練習
孤児院に併設された音楽学校にて、子ども達は歌、踊り、楽器、アクロバットの練習をしています。

孤児院内でミニコンサート
踊るときの衣装は、孤児院の先生に教えてもらいながら高校生・大学生の女の子達がつくっています。

また、日本留学への可能性をひろげるため、2012年度には1カ月間、日本語教師を派遣致しました。子ども達の日本語学習の意欲の高さが見て取れたため、JICAに日本語教師の要請を出し、2014年には青年海外協力隊の派遣が叶いました。

集合写真

支援の成果

孤児院「太陽の子ども達」は、ユイマール以外の5団体から支援を受けるようになり、ユイマールの支援がなくとも孤児院運営および子ども達に対する十分な教育体制が整った状態になりました。そのため、「太陽の子ども達」のエルデネ所長や職員達と話し合いを重ね、2012年12月にユイマールからの孤児院運営支援を終了し、後継の団体によって支援がなされるようになりました。

感謝状の授与

エルデネ所長よりメッセージ

エルデネ所長
エルデネ先生より手紙

2007年から「太陽の子ども達」とNGOユイマールは協力してきました。この間、皆様の支援の結果、施設を卒業した5人の子ども達は大学を、2人の子ども達は専門学校を卒業し、モンゴルのために働いています。今年は、23人の子ども達が大学に通っています。また、4人が大学を卒業しました。NGOユイマールの支援者の皆様のご支援で、大学生達の学費、寮費、生活費をいただき、進学するチャンスを得ることができました。
モンゴルの他の孤児院や児童保護施設は、「太陽の子ども達」のように、大学に進学できる所は多くはありません。私達のことを支援してくださったNGOユイマールの支援者の皆様に深く御礼申し上げます。
今後、NGOユイマールは、モンゴル内の他の施設や世界中の子どもの支援をしていくと聞いています。NGOユイマールの皆様が、世界中の子ども達の未来を明るくしていくというビジョンに向かって、順調に活動ができることを「太陽の子ども達」一同、心より願っています。

映像「太陽の子ども達」より日本の皆さまへ感謝のメッセージ

【youtube】 「太陽の子ども達」より皆さまへ感謝のメッセージ
http://www.youtube.com/watch?v=_3yW-9n31yc