ドンボスコ孤児院・運営支援終了のお知らせ

2015年3月7日(土) |カテゴリー:

ドンボスコ孤児院のアンディ所長からの申し入れにより、NGOユイマールから、ドンボスコ孤児院への運営支援は、20156月末を持って終了させていただく運びとなりました。


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<上記決定の背景について>

◆支援の前提条件

支援開始当初、ドンボスコ孤児院は、NGOユイマールの支援によってドンボスコ孤児院の運営存続ができた場合、下記の内容で孤児院を運営していく予定でした。

  ・2014年2月現在在籍している14名の子ども達のみに責任を持ち、新しく子どもを受け入れない
  ・7年後、14人の中で1番幼い10歳の少年が孤児院を卒業した後は、孤児院を閉院する

「自立支援」を主な活動としているNGOユイマールにとって、孤児院の「運営支援」は例外的な扱いであり、半永久的に支援をすることは出来ないことから、上記の前提のもと、ドンボスコ孤児院の運営支援を開始しました。

◆上記前提条件への変更点

READY FOR?プロジェクト完了後、アンディ所長より以下の申し入れがあり、ドンボスコ孤児院とNGOユイマールの間で、今後の支援方針につき話合いを開始しました。

  ・アンディ所長自身が、助けを必要としている子ども達を、更に受け入れ、
   孤児院を半永久的に継続運営したいと考えている
  ・孤児院の運営継続が決定後、政府から、今後も子どもを受け入れるよう勧告を受けている
  

◆NGOユイマールの提案 及び、アンディ所長の決断

アンディ所長の申し入れを受けて、ユイマール内でも検討を重ねました。アンディ所長の考えを尊重しながらも、運営支援決定時の前提を考えながら、アンディ所長に下記を提案し、決断を委ねました。

  (1)当初の予定通り、新しい子どもは受け入れず、1番幼い10歳の少年が卒業する7年後に、
     ドンボスコ孤児院を閉鎖。ユイマールからの運営支援を受け続ける。
  (2)新しい子どもを受け入れ続け、期限を定めずにドンボスコ孤児院を継続して運営。
     NGOユイマールからの支援は受けず、他の支援団体、支援者を新たに探す。

その結果、アンディ所長は「2」を選択され、NGOユイマールも、その決断を尊重することにしました。


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ドンボスコ孤児院 アンディ所長 より

fatherandyドンボスコ孤児院は、当初の予定どおり2014年6月末で閉鎖する予定でした。そこへ、 照屋朋子さんが現れ、何度もお願い・話合いを持った結果、支援を約束してくれました。そして、NGOユイマールを通じて多くの方々がドンボスコ孤児院を支援してくださったお陰で、現在でも子ども達は以前と変わらない生活を続けることが出来ています。
当初は、孤児院を存続させる事が最優先事項で、在籍している子ども達14人だけを対象に孤児院を存続させ、最後の子どもが卒業した後は孤児院を閉鎖する事を想定していました。しかし、孤児院の存続が決定した今、やはり助けを必要としている子ども達を1人でも多く、迎え入れたいと考えています。本当に困っていた時、照屋朋子さんが現れてくれたように、きっとどなたかの救いの手が現れるのではないかと信じています。これまでの皆さまからのご支援に感謝申し上げると共に、今後とも何卒よろしくお願い致します。 皆さまとそのご家族に、神の祝福がありますように。

NGOユイマール代表 照屋朋子より

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ドンボスコ孤児院運営存続のために、お力添えを頂いた皆さまに御礼申し上げますと共に、支援終了につき突然のご報告となりましたことをお詫び申し上げます。 ドンボスコ孤児院は、モンゴル国内では、愛情溢れた素晴らしい環境で有名な孤児院で、私も初めて訪れた時、その素晴らしさを目の当たりにしました。ところが、そんなドンボスコ孤児院が資金難から、閉鎖の危機に面しており、在住している14人の子どもだけでも最後まで育てあげたい、というアンディ所長の強い意志に共感したことから、Ready for? にて資金集めを開始致しました。2か月半で、350万円もの募金を集めなければいけないという大きなチャレンジを、多くの皆様のお陰で達成することができ、孤児院の1年間の存続が決定致しました。

1年間の資金を確保した後、今後7年間の資金を確保するべく、学校や企業のお力添えのもと、チャリティー講演会を開催し、寄付を募りました。その際に強調していたことは、「ドンボスコ孤児院が半永久的に継続するのではなく、在住の14人の子ども達のみを育てあげようとしている」ということでした。新しく子どもを受け入れる孤児院は半永久的に支援が必要となりますが、ドンボスコ孤児院は違う、ということで、NGOユイマールも支援を決め、支援者の皆さまにもお伝えして参りました。結果、Ready for?完了後に、約200万円の寄付を頂戴することが出来ました。

今回、アンディ所長から、「当初の方針を変えて、多くの子ども達を受け入れたい。孤児院を半永久的に存続させたい。」と聞いたとき、戸惑いを感じずにはいられませんでしたが、アンディ所長が、NGOユイマールの支援無くとも、新たな方針のもと、孤児院を継続させる強い意志をお持ちであると分かったため、NGOユイマールとしても、その決断を尊重し、従うことと致しました。NGOユイマールからの運営支援は6月末をもって終了致しますが、支援者の皆さまより頂いた寄付金は経費を除き全額ドンボスコ孤児院に寄付する予定です。また、新しい方針のドンボスコ孤児院に共感し、支援してくださる団体を日本全国から募り、ドンボスコ孤児院運営支援に繋げていく予定です。

支援者の皆さまには、これまでのドンボスコ孤児院へのご支援に対して改めて感謝申し上げると共に、ドンボスコ孤児院及びNGOユイマールの決断を、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。

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<2015年6月末までのNGOユイマールのドンボスコ孤児院支援方針について>

ドンボスコ孤児院の運営継続決定後、NGOユイマール・ドンボスコ孤児院支援チームは、これまでにドンボスコ孤児院に対し、下記の支援を行ってまいりました。

  ・毎月のドンボスコ孤児院運営資金の送金
   (ドンボスコ孤児院側から、3か月に1度収支レポートおよび、子ども達の近況のレポートを回収)
  ・支援者の皆さまへ、ドンボスコ孤児院の近況についてのご報告
  ・講演やイベントを開催・参加を通じた募金活動および、新規の支援者さまからの募金受付

今後、ドンボスコ孤児院支援チームでは、上記に加え、今後のドンボスコ孤児院継続支援のために、新たに下記を実施致します。

  ・NGOユイマール以外のドンボスコ孤児院の支援者様探し及び仲介
  ・上記に付随し、支援関係締結にあたってのノウハウやサポートの提供

<皆さまへのお願い>

 これまでのドンボスコ孤児院へのご支援に、重ねて感謝申し上げるとともに、ドンボスコ孤児院及びNGOユイマールの決断を、何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
 本決定を受けご寄附のご返金をご要望される場合や、その他ご質問、ご意見などがございましたら、下記の宛先に、 Eメールにてご連絡いただきますようお願い致します。
 また、ドンボスコ孤児院運営支援をしてくださる支援団体につき、お心あたりのある方も、是非下記の宛先にご連絡いただければ幸いです。折り返し、担当のものより詳細についてご案内させていただきます。

Eメール: info@yuimar.org (ドンボスコ孤児院支援チーム 金城、シジル)

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