先日のモンゴル渡航の話を、記憶があせないうちに綴りたいと思います。
今回は、3つの孤児院、ロータスチルドレンセンター、モンゴル国立孤児院、太陽の子ども達に行ってきました。ロータスチルドレンセンター(通称:ロータス)は、私が4年前に、少しの間、日本語を教えるボランティアをしていた孤児院です。
いつかロータスの事を、特にロータス生みの親であるディディさんの事を書きたいな~と思っていたので、この機会にご紹介したいと思います!

ロータスチルドレンセンター
ロータスチルドレンセンターはウランバートルのゲル地区にある、子どもが常時100人以上いる大規模孤児院です。オーストラリア出身のヨガの先生であったディディカリカさんが、1993年にマンホールチルドレンの現状に心を痛めて、設立しました。
ディディさんは、子ども達のために生涯を捧げる決心をして、自らも孤児院の敷地内に建てたゲルに住みながら子どもたちを養っています。
この孤児院の特徴は、オーストラリア、カナダ、イギリス、韓国、日本…と様々な国の団体から支援を受けていること。受け入れる子ども達の人数には制限がなく、「来るもの拒まず」という方針を持っていること。学校を孤児院の中に併設していること。モンゴルで初めて知的障害児の受け入れをした孤児院であること。ウランバートル市内にレストランを開設し子ども達の就職先としていること、等があげられます。

センター併設の学校で勉強する子ども達
通常の孤児院だったら、子ども達を養うにもお金がかかるので、数に制限を設けていますが、ロータスは、困っている子は全員受け入れているんですね。ディディさんがモンゴルに住み着いていることからも、只ならぬ信念だと思います。そんなディディさんだからこそ、共感してくださる人が多く、多くの団体から支援をもらっているようです。
住所確定センター(児童保護警察)でストリートから保護された子ども達が、ロータスにやってきたりしますので、そういう子どもは嘘をついたり、大人を信用しなかったり、いろいろ問題はあるようです。私も、そのような子ども達と接し方がわからず、悩んでいました。

ロータスの子ども達
ディディさんや子どもとの関わりの中で様々な事を知って学んできた私ですが、実は「貧困のサイクル」の存在に気付いたのも、ロータスセンターでした。ロータスには、いつも乳幼児がいるんです。ディディさん曰く、マンホールで見つけたり、孤児院を卒業した女の子が育てられずに預けにきたりするそうです。
モンゴルの法律により、高校を卒業すれば孤児院を出ていかなくてはなりません。
ロータスでは、先生達が必死で子ども達の就職先を探したり、レストランを開設して就職の場をつくったりしていますが、きちんと自立出来ずに、また貧困生活に戻ってしまったり、行方がわからなくなってしまう子もいるそうです。
運よく就職できたとしても、家庭をもつほどには稼ぐことができず、一家でマンホール暮らしをしたり、子どもがマンホールチルドレン化してしまうこともあるとか…
ディディさんとしては、一生懸命育ててきた子ども達がきちんと自立できないことが何より辛いそうです。
私はディディさんの事を本当に凄いと思っています。モンゴルに住み着いて、子ども達のために一生を捧げるなんて、並大抵の人に出来ることではありません。覚悟を決めた孤児院運営者の真の姿だと思います。そんなディディさんのために、ロータスの子ども達のために何が出来るのでしょう?
最後に、日本のロータス支援団体アーウエージの会をご紹介します。
アーウエージの会
ディディさんのご友人で代表を務める佐久川さんは、非常に気さくな方で、私も大変お世話になっています。
ロータスに訪問してみたい、ボランティアをしたい等など、興味を持たれた方は、是非コンタクトをとってみてください。
私もロータスのために特別な事を出来ているわけではありませんが、まずは知る事が大切だと思います。
ロータスは、訪問者についても「来るもの拒まず」なので、快く受け入れてくれるはずです。

コメント&トラックバック
昨日のNHK-BSで「ストリートチルドレンの10年」を見て、Netde検索して、このペ-ジを見つけました。
私達は、UBで「モンゴル日本教育開発基金」のNGOを設立し、主に医療関係者との交流を行っている団体で、今年2名の看護師を招いて、日本の病院で研修を受けました。また、今年の秋から、医療系の大学で日本語講座をスタートしました。
日本語を教えるボランティアをしていたとの事ですので、状況を教えて頂ければ幸いです。
UB在住の日本語講師がいますので、教材を持参して、週2~3回程度の日本語教育は、無償で出来るかと思います。
施設側で要望はあるのか、実現可能性はあるのかが知りたいです。
お忙しい中と思いますが、教えて頂ければ幸いです。 2010.12.28 関口 喬
2010年12月28日(火) 投稿者:関口 喬
関口 喬さん
返答が遅くなり、申し訳ございませんでした。
素敵な活動をされていますね、勉強になります。
私がロータスで日本語教師をしていたのは、何年も前の事なので、現在も日本語教師を必要としているか否かわからないのですが、週2,3回、無償で教材も持参して頂けるのであれば、施設側にとっては非常に有難いお話だと思います。
下記が、ロータスチルドレンセンター事務局の公開アドレスになりますので、コンタクトとってみてください。英語が通じると思います。
lotuschildren[at]gmail.com
※[at]は@に変換ください
何かご不明な点などありましたら、遠慮なくおっしゃってください。
照屋朋子
2011年1月5日(水) 投稿者:webmaster
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